大きく分けるとA株、B株、H株、レッドチップ、そのほかの香港株の5種類になります。この中でA株は日本人(中国国内以外の人間)では購入できません。それ以外のB株、H株、レッドチップ、そのほかの香港株の4種などの中国株は日本人(中国国内以外の人間)でも購入ができます。もう少しだけ詳しく見ていきましょう。
■A株
A株は中国国内の人間だけに解放された株です。上海と深センで取引されている中国株で中国国内以外の人間は購入できません。A株は人民元で取引されています。
■B株
B株は取引されている場所は同じですが外国人にも中国人に購入可能になっている株です。2001年に中国国内の人にも開放されました。上海はUSドル、深センは香港ドルでそれぞれ取引されています。
■H株・レッドチップ
H株は香港市場で取引される株で、香港と外国の人は購入できるが中国本土の人間は購入できない株です。レッドチップは大まかですがH株とほぼ同じ物と考えていいでしょう。あえて解説するなら、中国国内に本社が有り、取引は香港でされているものはH株です。香港に本社があって、取引も香港でされているものがレッドチップというのが正解でしょうか。
■香港株
そのほかの香港株はH株とレッドチップ以外の株です。香港の人と外国人が購入できます。
つまり大陸市場のA株は中国の人専用です。外国人は取引できない仕組みになっています。しかし、中国企業の現状ではB株で上場している企業の多くはA株でも上場している場合が多いです。この場合は中国人民元のレートにも注意が必要になってくるのです。上海B株はUSドル、香港市場では香港ドルといったように中国株の取引においては為替は株の重要な要素の一つなのです。
中国株の情報はインターネットのサイトなどで得ることもできますので、興味のある人はじっくりながめてみてくださいね。
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