株式を公開すると言うことは企業にとっては非常にメリットのあることです。例えば、上場企業というと世間ではそれなりの評価はされます。当然企業にとって株をもつメリットはそれだけではありません。一番のメリットはローリスクで資金を調達できると言うことが企業にとって株をもつメリットとされています。

株を購入するという事はその会社に対して投資をする事なのです。もちろん投資である限りリスクはあります。しかし株式を発行している企業は株を持っている投資家に対して利益を少しだけ還元してくれるのです。これが株を持つメリットの基本です。もちろん利益の還元はその企業の業績によって変動します。
■株主になることで優遇される事
株主になることで利益を還元してもらえること以外にはその会社の製品やサービスを安く受けることができます。これが株主優待と呼ばれるものです。この株主優待はさまざまな形態があります。場合によっては無料券などの場合もあるでしょう。
■株式売買による差益
そして、今では個人の間にも浸透している株式売買による差益を得ると言うものです。皆さんも当然認知しておられるとは思いますが、この株式売買による差益を得る事が我々個人の投資家にとって最大のメリットではないでしょうか。しかし株に限らずFX(外国為替証拠金取引)や不動産などすべての投資にはリスクがつきものです。株における投資とは、簡単に説明すると値が上がりそうな株を選んで買い高くなったら売ってしまうというものです。これは配当金や株主優待をねらったものではありません。
■正しい株の知識の重要性
この株式売買による差益を得る事はリスクを伴いはしますが、配当金や株主優待に比べて大きな利益を得ることが可能です。株初心者にとってこの差益をねらう方法は株に対して正しい知識と正しい判断ができないと非常に危険でギャンブル的要素も持っていると言うことは念頭に置きましょう。
投資にはかならずリスクはつきまといます。くれぐれも借金してまで投資を始めるとか、生活費まで投資につぎ込むことはヤメましょう。基本は余剰資金で気楽にやることです。