しかしインド国内以外の個人投資家は、インド株式に直接投資することはできません。もちろんこれは日本を含みます。その結果、中国に続く超有望な市場として注目されているにもかかわらずその注目度の割に具体的な投資商品が少ないのがことがネックです。ですが外国の株式への投資経験が浅い初心者でも、比較的簡単にしかも少額で投資できるインド株ファンドも存在します。現状はそういったインド株ファンドに高い人気が集中しています。

教育に関しても高水準なレベルにあり優秀な人材も多く育ってきている割に労働賃金が安いのもまた特徴でしょう。そして、人口の増加に伴う個人消費の拡大もインドの経済の今後が注目される点です。2006年で人口がなんと11億人と言われており、2050年には人口が今の中国を追い越し14億になるとまで言われているのです。
さらにインド国内のインフラ設備はまだまだ不十分な状態で公共交通の遅延なども日常茶飯事のことです。そういったことから、まだまだ発展の余地のある国として世界の投資家が注目しているのです。